
片瀬西浜海岸
藤沢市南部の境川河口から引地川河口までの長さ1,020m、
奥行き平均150mの遠浅で弧状の砂浜にある。
年間来客数300万人以上と、日本最大の集客力を誇る海水浴場。
西半の鵠沼海岸海水浴場の歴史は古く、1886年(明治19年)に開設されたが、
東半の片瀬西浜海水浴場は1947年(昭和22年)以降に開設された。
1956年(昭和31年)、片瀬西浜・鵠沼海岸両海水浴場を統合した「江の島海水浴場協同組合」が創立されて以来、一続きの海水浴場として発展してきた。
東隣の片瀬東浜海水浴場より若干波が荒く、
日本におけるサーフィン発祥の地とされる。
海水浴シーズンは、海水浴場区域内でのサーフィンは禁止されている。
1947年(昭和22年)4月1日、鎌倉郡片瀬町は藤沢市へ編入合併される。
このことにより、藤沢市は江の島を擁する観光都市に発展し、
片瀬西浜と鵠沼を一体化して開発する基盤ができた。
それまで、片瀬の海水浴場は東浜に限られ、西浜には海水浴場はなく、単なる地曳き網漁場だった。
後背地の境川右岸にはほとんど人家も宿泊施設もなかったからである。
1948年(昭和23年)夏、戦争中休止していた藤沢市営プール(後の鵠沼プールガーデン)が再開、小中学校の水泳指導でも盛んに用いられた。
一方、片瀬西浜が本格的に海水浴場として整備され始めたのはこの年からとされる。
2004年(平成16年)、
新江ノ島水族館がリニューアルしてグランドオープンし、湘南海岸公園の再整備は完成した。
同年夏には片瀬西浜・鵠沼海水浴場の来客数は360万人を突破し、
日本一の海水浴場に返り咲いた。
以後も年間300万人台を維持し続けている。